頭でわかるのだができない!2011/09/22

稽古中、たとえば「相手を受け入れるように!」と助言すると、「頭ではわかっているのですが、できません!」という言葉が返ってくることがある。この人は、恐らく合気道のほんとうの素晴らしさはわからないだろう。

まず、「頭でわかっているができない」と思うより、「わからない」ことを認めなければならない。

「頭でわかった」と思うのは自由だが、そう思った途端、自分の殻を破ることを止めてしまっている。この殻は、その人が生まれてから現在までにこびりついた「垢(あか)」ともいえる。合気道の稽古はこの垢を落とすことに他ならない。つまり、「頭でわかっているができない!」という人は、稽古をしていないということになる。

しかし何かを求めて合気道の稽古’らしき’ことを続けているのだから、そのうち気が付くかも知れない。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://mutan.asablo.jp/blog/2011/09/22/6109928/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。